日本保育連絡協議会(日保連)は、明日のこの国を担う子どもたちが、大人になってからも笑顔で生き抜く力を育むために、幼少期に本当に必要なものが「何か」をテーマとして、現在の保育園を取り巻く環境の課題解決を目指し、より良い保育の在り方を考え、より善い保育環境を創るために本気で活動をしております。
〝子どもたちにとって本当に必要なものは何か?〟
私たちはその定義として「主体性を育むこと」と「コミュニケーション能力を育むこと」と捉えています。
令和の時代に入り、先ず「子どもの主体性」というキーワードは、保育者の中ではより当たり前の「言葉」にもなってきています。
「子どもの主体性を育む保育を行うことが大事」ということに疑問を持つ保育者はほとんどいないのではないかと思いますが、
では改めて、「子どもの主体性を育む」にはどうしたらよいのでしょうか?
そして、昨今では、AI化などの影響によって「コミュニケーション能力」の必要性を改めて耳にするようになっていますが、では「子どものコミュニケーション力を育む」にはどうしたらよいでしょうか?
保育の手法や援助の仕方、心理学、保育環境の整備…
様々な考えややり方があると思います。
私たち日本保育連絡協議会では、
「関わる大人(保育者)が主体性をもっていること」「関わる大人(保育者)がコミュニケーション能力を向上すること」が最も重要だと考えています。
子どもたちの近くでお手本になっていく保育者が、主体性をもち、主体的な行動をし、より正解のコミュニケーションを思考し、言動・行動をしていくこと。
いうなれば、関わる大人(保育者)が人として成長していくこと。
子どもの主体性やコミュニケーション力を育むには、関わる大人たちが主体性を持ってコミュニケーション力を磨いて生きていること、その環境が子どもの心や頭を育むことだと考えています。
そのための動きが、常に日保連の活動内容になります。
こどもたちが本当に幸せになるには、
おとなたちが本当に成長するしかない。
それが真実だから活動をつづけています。